昭和28年11月20日 参議院 法務委員会

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説明員(公安調査庁次長) 高橋一郎
それで李承晩ラインなんかにつきまして、李承晩或いは竹島問題につきましては、在日朝鮮人のほうはどういう動きかと申しますと、いわゆる韓国糸の民団のほうは、この韓国側と同じようなことを常に申しているのでありますけれども、北鮮系の民戦の機関紙などに、李承晩問題や竹島問題というものは、これは撤回すべきものである。これは一つの帝国主義の謀略である、日本の再軍備を促進するためのもので、絶対反対だというふうな論調を示しているようであります。